1 庭造りについて
2 庭造りとは
3 庭は人によって育てられ・・・
4 庭造りは人間の欲望
5 樹と話をする
6 職人になりたい
7 庭の焦点はどこ
8 庭の地割り
9 材料と出会う
10 幽玄のすがた
11 庭の掃除と作業の姿勢
庭造りについて
 庭に想う空間に有形・無形の創作を企て一つ一つに全体との関連を深めながら施工し、誕生させる。さらに手入れ・管理をつづけその空間を成熟させていく、やがて庭の完成である。庭の誕生から完成までは多くの人の情熱と労作が必要で、その完成は係わった人々の心の結晶である。
このような理想を思い深めながら日々の仕事をしています。あまり考え過ぎないでこれらの事を整理して簡単に解説いたします。
空 間  そのスペースのことで、同時に見る方向も含まれます
有 形 形のある材料(樹木・草花・石・置物・塀・垣根・建物などなんでも)
無 形  目に見えない構成要素(空気・光・風・配置構成・目的用途・感性など)
創作を企て 調査・分析・構想・計画・全体設計・部分設計とプレゼンテーション
関 連 設計図書に書き表せない施工現場での細部のおさまり・奥行き・傾きなど
施 工  作業をする人・工程・日程・変更調整など最重要な課題です
誕 生 受け渡し・竣工披露など
手入れ・管理 予期しなかった事の改修や植物の維持管理など
成 熟  光や風や雨などの自然現象にさらされ周囲の既成の条件に同化すること
完成には終点がない。さらに思考を重ねて理想とする姿に最も近づいたと感じる時。
 
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