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世界遺産  史跡 名勝 名所
金閣寺 世界遺産。足利義満が建てた山荘北山殿で、義満の死後遺言により菩提所となった。寺の正式名は義満の法名から鹿苑寺と名付けられた。1950年に放火で全焼、5年後に再建された。3層の建物で1層が寝殿造、2層が武家造、3層が禅宗仏殿造と三様を併せ持った独特の建物。庭園は池泉回遊式で特別名勝・特別史跡。
龍安寺 世界遺産。室町時代細川勝元が創建した臨済宗妙心寺派の寺院。石庭として有名な方丈庭園は史跡・特別名勝に指定されている。枯山水の平庭で「虎の子渡しの庭」とも呼ばれる。白砂に15個の石を配した名園。徳川光圀寄進と伝わる知足のつくばいも有名。
退蔵院 妙心寺の塔頭。1404年波多野出雲守重通が建立。重文の方丈は慶長年間の建立。史跡・名勝指定されている庭園は狩野元信の作で、回遊式に観賞式を加味した枯山水の優雅な名園。水墨画の祖といわれる相国寺僧如拙がひょうたんなまずを描いた室町時代の名作、瓢箪図は国宝。
桂春院 妙心寺の塔頭。江戸初期創建の寺院。「真如の庭」「清浄の庭」「思惟の庭」「侘の庭」とそれぞれ名付けられた庭園は名勝・史跡指定されている。長浜城から移築してきた茶室「既白庵」は藤村庸軒ゆかりの草庵風茶室。
仁和寺 世界遺産。真言宗御室派総本山。宇多天皇が法皇になり仁和寺に御座所を設けて以来、明治まで代々法親王が門跡となり門跡寺院の筆頭にあった。最奥部の国宝・金堂は御所の紫宸殿を移築。遅咲きの御室の桜は名勝。
法金剛院 通称「蓮の寺」。平安時代の始め右大臣・清原夏野の山荘を没後に寺とした。丈六の本尊阿弥陀如来座像(重文)は定朝作と言われる。平安末期に造られた特別名勝の浄土式庭園は夏になると80種類ものハスの花が開花する。
神護寺 真言宗の古刹。空海が14年間を住持として過ごした。金堂の国宝・薬師如来像は平安期に造られた檜の一本造で傑作として名高い。梵鐘は三絶の鐘と呼ばれ日本三名鐘のひとつで国宝。橘・藤原・菅原の三銘家の銘文が刻まれている。
高山寺 世界遺産。創建を奈良時代とする古刹。国宝・石水院は明渓上人の住居跡で、鎌倉時代初期の寝殿造りの面影を残す貴重な遺構。内部には鳥羽僧正筆と伝えられる鳥獣戯画がある。紅葉の名所。
大覚寺 真言宗大覚寺派本山。嵯峨天皇の離宮跡を寺に改め歴代天皇が院政をおこなったことから、嵯峨御所といわれた。寝殿(重文)は宮中の紫宸殿を移築したもので、狩野山楽筆の牡丹図・紅梅図がある。華道嵯峨御流の家元として知られる。
大沢の池 平安時代最古の庭園地のひとつで名勝に指定されている。中国の洞庭湖を模して造られ庭湖の別名がある。古くから月見の名所とされ、仲秋の名月には観月会が優雅に催される。
常寂光寺 小倉山の中腹にあり日本屈指の紅葉の名所と言われる日蓮宗の寺院。重文の多宝塔は高さ12メートル余りで、均整のとれた姿が美しい。本殿は伏見城の建物を移築したもの。
天龍寺 世界遺産。足利尊氏が後醍醐天皇供養のため建立した。当時の原型を残す庭園(名勝・史跡)は亀山や嵐山を借景にした池泉回遊式で夢窓疎石の作といわれる。
西芳寺 世界遺産。通称苔寺。聖徳太子の別邸とも行基による創建とも言われる古刹。京都屈指と名高い庭園は史跡・特別名勝に指定されている。心の字を形どる黄金池を囲む池泉回遊式庭園は一面美しい苔で覆われていることから苔寺と呼ばれる。
桂離宮 江戸時代初期に建てられた八条宮家の別荘。桂川の水を引いた池を中心に茶室や書院等が点在する。ひとつひとつの建物の美しさだけではなく、庭園と建物が見事に融合している。離宮建築最高の技法と日本庭園美の集大成と言われ、その芸術性は比類がない。
 
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